5年間で一度も欠勤者なし!食品製造で技能実習を行う事業者様にお話を聞きました

牛肉豚肉などの食肉の加工・販売を行っている株式会社明幸商事様。技能実習生が日本で働きやすいように様々な取り組みや環境づくりをされており、技能実習生の皆さんと深い信頼関係を築いていらっしゃいます。技能実習生に対する待遇が問題視される企業がある中、どのようにして技能実習生と良い関係を作れているのか、代表取締役社長の河合様に詳細をお聞きしました。

目次

技能実習のきっかけは取引先との会話

ー現在、受け入れている実習生と、今後配属予定の実習生は何人いらっしゃいますか?

河合社長:弊社では現在、ベトナムから来ている技能実習生が6名在籍しています。また、現地での面接が済んでいる技能実習生が5名おり、来年配属予定となっています。

ー技能実習生の受け入れはいつから始められましたか?また、受け入れを始めたきっかけは何でしょうか?

河合社長:技能実習生の受け入れは5年くらいになるのですが、私がコンサルティングをしている会社からハーモニーさんの話を聞いたのが最初のきっかけでした。

ハーモニーさんの担当者と話をしているうちに、私と考え方が合うということが分かり、ぜひお願いしたいということで技能実習生の受け入れを始めることになりました。

実際に技能実習生を受け入れてみて分かったこと

ー実際に技能実習生の受け入れを始めてみて大変だったことはございますか?

河合社長:弊社では特に大変だと感じたことはありませんでしたね。技能実習生を受け入れ始めてから5年くらいになりますが、誰も1度も仕事を休んでいないので、みんな真面目だと感じています。

弊社は他の会社よりも仕事に関して厳しいと思います。ただ、プライベートでは温和で楽しくを心掛けており、ご飯を食べに連れて行ったり、レクリエーションを行ったり、相談に乗ったりとメリハリをつけるようにはしています。

ー言語やコミュニケーションの問題で困ったことはございませんでしたか?

河合社長:受け入れを始めた当初はハーモニーさんの通訳の方に大変ご協力いただきまして、困ればすぐに電話をして何とかして欲しいということはありました。

しかし、まず1期生の技能実習生が入ってきて言葉を覚える、そして次の2期生が入ってきて言葉を覚えるといったように、技能実習を行っていくうちに、段々と日常会話等に関してはできるようになってきて意思疎通ができるようになってきました。

ただし、大事なことは通訳を入れて話すこと。これは鉄則ですね。

日本語だけで全て話すと、後で話が違ってくることがあります。通訳さんをいれて喋ることで、監視や証拠といった意味にもなります。大事なことや、ああしたい、こうしたい、約束に関してはこうしますよということに関しては、必ず第3者を介すことが大事になりますね。

ー技能実習生を受け入れて良かったと感じることはございますか?

河合社長:ざっくばらんに言えば、会社が活気づくことですね。実習生達と一緒に過ごしていると、現場も明るくなります。

また、技能実習を通じてベトナムってどういう国なのかという異文化の勉強や社会的貢献といったこともできると思います。知識や人間構成の幅が広がったのは間違いないですね。

プライベートでも交流がある技能実習生と従業員

ー技能実習生に対する現場の反応はいかがでしたか

河合社長:弊社では特になく、トラブルがあったというようなことも聞いていません。

現場の従業員が月に1,2回実習生達をご飯に連れて行ったりしてコミュニケーションをよく取っていますね。

それに、弊社に来てくれている実習生はよくやってくれていると思います。ベトナムの人は手先が器用で技術を得るスピードが速いと感じています。もちろん、十人十色で人それぞれですが。新しいことをやる場合、多分日本人の人よ りも飲み込みが速いし、根気が強いと思います。

あと、最初の3年は男の子しかいれていませんでしたが、女の子もいれるようになったら現場も明るく華やかになりましたね。男女間のトラブルもありません。そのため、今回も新規で女性3名+αを受け入れています。

ー技能実習生が働きやすいように何か環境づくりで意識していることはございますか?

河合社長:まず、住まいについては、集合住宅ではありますが、1人1人に部屋を用意しプライベートな空間を持たせてあげるようにしています。必ず2LDKや3DKなどの部屋を確保しており、同じ部屋に2、3人住まわせるといったことはしていません。

また、コロナ前はレクリエーションとして実習生達と旅行にも行っていました。最初の1年目はバス旅行で三重の鳥羽に1泊で行き、2年目は下呂温泉に行ったりしていましたね。

これからも技能実習生の受け入れは続けていきたい

ーこれからも技能実習生の受け入れを継続していきたいでしょうか?

河合社長:これからもお願いしたいと思います。ベトナムの実習生問わず、ベトナムの実習生が日本に来なくなれば、他国の人を受け入れたいと考えています。それは引き続きハーモニーさんにお願いしたいと思っています。

ー最後に、弊組合・協同組合ハーモニーの対応やサポートはいかがでしょうか?

河合社長:はっきり言って素晴らしいと思います。最初はハーモニーさんの事務局長からのスタートで、この方とは考え方が一緒でよく似ている。言わなくてもやってくれたり、向こうが望んでいることは私もすぐ答えます。

2~3 年一緒にやってきて、次は後任の今の担当者に代わったのですが、この方もレスポンスが速く、何事も相談ができてよくやってくれていると思います。良い担当者に巡り合ったなと感じています。

技能実習生へのインタビュー

ベトナムからの実習生、ビックさん(写真左)とイエンさん(写真右)のお二人に、日本での技能実習についてお話を伺いました。お二人とも日本語がしっかりと通じるため、今回はほとんど日本語でお答え頂きました。

お二人とも技能実習は5年目とお聞きしましたが、日本での生活はいかかですか?

ビックさん:楽しく過ごしています!会社の人とも仲が良いです。

イエンさん:私も同じです。

ーお二人とも会社の方と仲良しなんですね。特に困ったこととかはありませんか?

ビックさん:全然ないです。皆さん手伝ってくれたりしてくれて優しいです。

イエンさん:私も特にありません。

ー日本語が上手ですが、どうやって日本語は勉強しましたか?

ビックさん:毎日少しずつ勉強しました。

イエンさん:私も毎日勉強して日本語を覚えました。

ー日本に来て良かったことや楽しかったことはありますか?

ビックさん:旅行に行ったりしたことが楽しかったです。あと、コロナで大変だった時に河合社長が米とかお肉を沢山買ってもってきてくれたので、感謝しています。

イエンさん:旅行に行ったり、色々な交流会があって楽しかったです。コロナの影響で帰国出来なかった時に、河合社長から食料品や肉などをもらえて、すごく助かりました。

ーこれからの目標や夢はありますか?

ビックさん:今よりももっと日本語が上手になりたいです。あと、ベトナムに帰ったら食品のお店を開くことが夢です。

イエンさん:ベトナムに帰ったらお母さんやお父さんの助けとなるような親孝行をしたいです。

編集後記

インタビューをしている中で、河合社長と技能実習生の皆さんとの間に深い信頼関係や絆があると何度も感じました。

信頼関係や働きやすい環境を整えているからこそ、実習を始めてから5年間誰も仕事を休んでいないという結果に現れているのではないでしょうか。技能実習生を受け入れる企業にとって見習うべきお手本の1つとなるかと思います。

取材先企業:株式会社明幸商事

ホームページhttps://meikousyouji.amebaownd.com/

    よかったらシェアしてね!
    • URLをコピーしました!
    目次
    閉じる