2分でわかる、外国人技能実習生受け入れのメリットとデメリット

外国人技能実習生を受け入れる企業が増えてきており、自社でも受け入れを検討しているという企業も多いかと思います。

ただ、興味はあるが「技能実習生の受け入れのメリットは?」「どういったデメリットがある?」と疑問に持つ方も多いのではないでしょうか。

そこで、ここでは技能実習生を受け入れるメリットとデメリットをそれぞれ解説していきます。また、技能実習と似た制度の特定技能との違いについても解説します。

なお、協同組合ハーモニーにお問い合わせいただければ、技能実習について詳しくご案内いたします。技能実習生の受け入れを検討されている方はぜひお気軽にご相談ください。
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技能実習制度とは

技能実習とは「国際貢献」を目的とした制度です。技能実習生は母国の経済発展のために、日本の企業で働き、様々な知識や技術を取得します。異なる国籍を持つ人材が現場で働くことによって、自然と国際交流、国際理解ができるのも技能実習の特徴です。

また、帰国後、現地で得た情報を活用し、国際ビジネスに役立てられる可能性も十分にあります。

技能実習制度のメリット・デメリット

母国の経済発展のために日本で働く技能実習制度には、一体どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?

メリット

社内全体の活性化

日本の技術を習得するという目的意識を持った技能実習生は、労働意欲が高く、素直で真面目に取り組む姿に、企業にとって大きな効率アップに繋がる事だけではなく、社員・パートを含め社内全体の活性化が期待できます。

また、技能実習生がいることで、積極的に話しかけて伝えたり・教えたり・共有したりする前向きな気持ちが生まれやすくなるからか、受入企業から「社員の責任感が強くなった」「スタッフ同士のコミュニケーションがよくなった」という意見が出ることがよくあります。

社員の成長にも繋がる

技能実習生に日本の高度な技術を教えるにあたり、社員が教え方を意識するようになります。社員自身が勉強し、自身の成長と実習生の成長が期待でき、結果として国際貢献につながります。

海外進出のリーダーとなる人材の確保

実習生は日本の技術、技能を学ぶ事だけではなく、日本の文化や習慣を学びます。帰国後は日本との懸け橋になる人材として活躍が期待できるため、将来的に自社の海外工場で雇用するといった、海外進出のリーダーとなる人材の確保ができます。外国の人材と接することによりグローバル化の準備をする事ができます。

デメリット

滞在期間は最長5年間

技能実習におけるデメリットとは、雇用できる期間の短さがあります。1人の技能実習生を5年以上雇用することはできません。

そのため、優秀な人材として育っても契約延長は不可能です。(技能実習2号終了後に3号として2年雇用する事ができるため、技能実習生として最大5年間働く事が可能です)

手続きの煩雑さ

また、受け入れ先に申請する際、100枚近くの書類を提出しなければいけないため、面倒に感じる方も少なくありません。申請書類などの準備は監理団体がサポートしますので、受け入れ企業が全て準備する必要はないためご安心ください。

特定技能との違いとは?

特定技能とは、国際貢献を目的としている技能実習とは違い、労働力の確保を目的としている制度です。人手不足が深刻化している日本の企業にとって、労働力の確保は欠かせません。導入されたばかりのこの制度のメリット・デメリットについて解説していきます。

メリット

特定技能の企業側のメリットとして、目的としている労働力を確保することによって、人手不足解消になりますし、特定技能評価試験に合格した外国人だけが取得でき資格であるため、優秀な人材を確保できます。

デメリット

一方で、特定技能は転職が可能となるので、転職してしまうリスクが出てきます。ただ、これは日本人を雇用する場合にも同じことが言えることなので、特定技能外国人が転職してしまわないよう、働きやすい環境作りをしていくことが重要となってきます。

まとめ

目的や業務内容が異なる2つの制度ですが、どちらも雇用する側、される側にメリット・デメリットがあります。

さらに詳しく知りたい方は、技能実習や特定技能を利用する方のサポートなどを行っている協同組合ハーモニーまでお気軽にご相談ください。適切なアドバイスを実施し、お役に立てるようサポートを行います。

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